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カテゴリ:ボギー( 15 )

めんちゃんこ亭(六本松)

近所にあるラーメン屋だ。いや、正確に言うとラーメンではない。めんちゃんこラーメン(680円)という名前のメニューではあるが、それは、ちゃんこ鍋のようなスープに具(豚肉、焼き豆腐、ニラ、キャベツ、もやし、きつね、餅)がたっぷり、麺はちゃんぽん麺に近い中太麺で熱々の鉄鍋に入っているというもの。ボリューミーだがあっさり食べれるのはこのスープのおかげだろう。

六本松の呑み屋をハシゴした夜の最後シメについつい行っちゃうことが多い。ここは夕方から居酒屋営業に変わり深夜3時までやってるありがたい店だ。

べろんべろんに酔ってここで飲むハイボール(180円)がとにかくウマイ。酔った頭にガツーンと来るほどキンキンに冷えた鉄のマグカップで出てくる。鉄板に山盛りのほうれん草のバターソテー(190円)がこのハイボールにはベストマッチ!

記憶もおぼろになりながら啜るめんちゃんこラーメンの汁をアテにまたハイボールをゴクゴク。おかわり、ゴクゴク。おかわり、ゴクゴク。ネバーエンディングハイボール…。

六本松の夜はウマイ、そして安い。六本木じゃないよ、福岡の六本松の話ね。

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TEXT ボギー




by a9records | 2020-01-16 13:04 | ボギー | Comments(0)

榮屋(若松)

「角打ち」文化は北九州が発祥らしい。他所では「立ち呑み」という言い方もするが、北九州は昔から工場や炭鉱の労働者が、仕事帰りに酒屋で酒を呑む文化がありそれが「角打ち」の始まりだと榮屋の古賀さんに聞いた。

榮屋は北九州の若松という街にある創業100年の酒屋だ。店内は四方八方の壁に豊富な品揃えのお酒が並び、かっこいい絵や書、陶器なども店主の趣味でたくさん飾られている。それだけでもう雰囲気はパーフェクトだ。

ショーケースに小さな小瓶が並んでおり、獺祭190、黒牛170、死神190などと書いてある。数字はすべて酒の値段だ。信じられない安さにテンション上がって呑み比べしまくり天国!

さらに奥には厨房もあり、そこで手作り料理を肴として出してくれる。自家製ピクルス200円、薄いピザ250円、北九州の名物さばのぬか炊き250円、などなどなにもかも美味い!そして安い!

あぁ、こんな夢のような呑み屋が家の近くに無くて良かったと心から思う。もし近所にこんな角打ちがあったらアル中一直線だわ。

榮屋ではたまにミュージシャンを呼んでライブイベントもやっている。自分も呼ばれてライブをしたのが榮屋を知るきっかけだった。呑み助が集まるは場所はいつも楽しい。ここで歌うたび酒と音楽は相思相愛なんだと強く思えるのだ。

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TEXT ボギー


by a9records | 2019-12-17 00:36 | ボギー | Comments(0)

おはよう堂 (鳥取)

鳥取ツアーに行ったとき魚が好きなら「おはよう堂」がヤバイ!との噂を聞いたので友達6人と共にどうヤバイのか確かめに。

市場が連なるその町におはよう堂はあった。入り口には店主が書いたと思われる注意書き。まるで定規で書いたような律儀すぎる手書き文字だけでもちょっと普通じゃないオーラが漂っている。

店内のメニューボードも同じ書体だ。(珍)と書かれた魚はなかなか食べられない珍しい魚らしい。メニューの横に添えられた「おとぼけフェイス」とか「かわゆス」など一言コメントが妙にチャーミング。しかし、店主らしきおじさんはめっちゃ仏頂面でそのギャップも可笑しい。

1749円という微妙な値段設定の炙り鮭刺身定食を頼んだ。高いけど、ヤバそうだから。
黄色い張り紙で「手頃な値段で鮭が食べられる時代は終了しました」と書いてあるのがたまらない。

出てきた炙り鮭刺身のバカデカさに驚愕!
まわりを軽く炙っただけで中は脂の乗った刺身。とてもじゃないがひとりで食いきれる量ではない。

友達はそれぞれ違うメニューをオーダー。鯖の塩焼き定食はデカい半身の塩焼きが2枚!山盛りの炙り秋刀魚!タイの活け造り定食!カニとカニ味噌丼も山盛り!縞牛の舌という魚の刺身はビジュアルすごいけど身は甘くてめっちゃ美味しかった。

確かにヤバイなおはよう堂。最初はスゲースゲー!と盛り上がったが、腹いっぱいになり過ぎて、だんだんみんな口数が少なくなった。ゲフッ。

胸焼けになるほど鮭を食べたの生まれて初めてだ。

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TEXT ボギー


by a9records | 2019-11-15 21:34 | ボギー | Comments(0)

麺やおの

いまや日本中の呑み屋で割りと見かけるようになった「せんべろ」のサービスはどの街が発祥だろうか?千円でべろべろに酔えるからせんべろ。そのサービス内容は店によって様々だが、自分が初めてせんべろを体験したのは沖縄だった。

国際通りの奥に小さな呑み屋が密集してる通りがあり、どの店にも入り口に「せんべろ」の文字がある。入った串カツ屋では、お酒3杯+串カツ10本+ミニゴーヤチャンプルのセットで1000円という信じられない価格設定のせんべろ。さすがにべろべろとまではならないが1000円ポッキリでお腹ぱんぱんになれた。

そんな沖縄せんべろ体験のあと、福岡でも「せんべろ」の文字を見つける。親不孝通りの昔から割りと通っていたラーメン屋「麺やおの」が突然せんべろを初めていたのだ。この店、オープン当初は確か普通の博多ラーメン店だったが、マイナーチェンジを繰り返すうち徐々に中華?台湾?風の居酒屋に変わっていった。そして遂にせんべろ導入だ。

ここのシステムは面白い。まず店員に「せんべろお願いします」と1000円を渡す。すると木札を5枚もらえる。木札1枚につきお酒1杯、もしくは料理1品と交換できるので、飲みたい人は最大5杯飲めるし、バランスよくお酒と料理を楽しむこともできるのだ。

おれはいつも生ビール、ハイボール、いも焼酎ロックで木札3枚を使い、残りの2枚で鉄板餃子とニラ玉を頼む。これで1000円ポッキリ。飲み足りないときは追加せんべろでまた木札5枚を買うのだが、もし木札が余ったら持ち帰って次に来たときに使ってもOKなのだ。これがすごい。

麺やおのがせんべろ導入してからは毎週のように通ったし、カバンの中には常に何枚かの余った木札が入っているという状況だった。

ある日、いつものように麺やおのに行くとせんべろの看板は取り外されており、新しく定食屋としてマイナーチェンジされていた。

おいおい、おれのカバンの中に残されたこの3枚の木札…どうすんねん!

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TEXT ボギー



by a9records | 2019-10-16 09:04 | ボギー | Comments(0)

サイゴン(天神)

福岡=とんこつラーメン、は間違いでは無い。確かに20代の頃は呑んだあとのシメといえば屋台でラーメンだった。これが30代になると深夜にラーメンは少し重くなり、うどんでシメというパターンが多くなる。

福岡には「ウエストうどん」という24時間営業しているうどん屋があり、夕方5時からは居酒屋メニューもある上にめちゃくちゃ安いのでバンドマン打ち上げ御用達のお店でもあるのだ。かくいう自分も30代はほぼ居酒屋ウエストで深夜をやり過ごしてきたと言ってもいい。

しかし、40代に入るとさすがにうどん飽きたなーと感じてきた。うどんでシメが惰性的になってきた頃、親不孝通りに彗星の如く現れたのがベトナム料理屋「サイゴン」だった。

鶏ベースの澄んだスープのフォーがめちゃくちゃウマイ!身体に染み込むような優しい味わい。別皿に盛られたパクチー、カットレモン、トウガラシは入れ放題である。

ああ、これだ!呑んだシメにふさわしい胃袋のしっくり感。ラーメンじゃ重い、うどんは飽きた、40代でシメのフォーにたどり着いたのだ!!

ちなみにこの「サイゴン」の店主はアオザイ姿がセクシーなママさん。お孫さんがいつもカウンターの中で遊んでいるのでもうお婆ちゃんってこと?ぜんぜんお若くてきれい。「イツモアリガトゴザイマスネー」とカタコトの日本語にも癒しの効果があるのだと思う。

最後にサービスで出してくれるジャスミン茶とココナッツの甘いお菓子も含め完璧なシメ!

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TEXT ボギー



by a9records | 2019-09-14 15:19 | ボギー | Comments(0)

カレー食堂コモやん。(防府)

防府に行くとコモやんと呼ばれてる男がふらりと現れ、「ボギーさん、呑みに行きましょ」と必ず俺を誘いにくる。

あるときはビールも酎ハイも100円の激安酒場、あるときは中古車も売ってる焼肉屋。彼のオススメする呑み屋はいつも超個性的だった。

コモやんはいつも昼から酔いどれており、夜のライブも観にきてくれる。しかし、俺の歌を聴くことは滅多にない。なぜなら、いつも酔い潰れてしまっているからだ。

そんな彼が「カレー食堂コモやん。」という店をオープンさせたというので、早速顔を出してみた。いつもいいかげんだし、酔いどれた男の店だから、きっとロクでもないもの食べさせられるに違いない。と、覚悟して行ったのだが、予想に反してめちゃくちゃお洒落にリノベーションされたお店で、出してくれたカレーはインスタ映えすらしてしまうほどセンス良い盛り付けがなされ、ひとくち食べただけで腰抜かすほど美味かった!

人は見かけによらないと分かってはいるつもりだったけど、まだまだ人を見かけで判断してしまっている自分に反省だなぁ。

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TEXT ボギー




by a9records | 2019-08-18 14:05 | ボギー | Comments(0)

戎(西荻窪)


数年前、アートリオンという小さなライブハウスに呼ばれ初めて西荻窪に行った。その日の共演者は竹原ピストルさんで、凄い弾き語りをする人がいると噂には聞いていた。

俺はリハ終えるとひとりでいそいそと呑みにいく。西荻窪駅の側を散策してると小さな飲み屋がごちゃごちゃと並んだ小径に出くわした。よく見ると「戎」って名前の同じ看板が「戎」「戎」「戎」「戎」といくつも並んでおり、まるでつげ義春の「ねじ式」の世界に迷い込んだかのような不思議な気持ちになった(ねじ式のほうは眼医者の看板だけど)。

どこも同じ「戎」なので、とりあえずテキトーな「戎」を選んで入ってみた。ハイボール190円。アジ刺し250円。安すぎる!そして雰囲気良すぎる!

こういうパッとひとりで入ってパッと飲んでチャッとお金払って「さあ二軒目行こか!」みたいな店、大好き。

ツアー先では出番前に良い呑み屋と出会えるかどうかが大事なポイントなのだ。すっかりホロ酔い気分でアートリオンに戻ると、お客さんパンパンに入ってた。ピストルさん目当てのお客が8~9割だと思う。

なのになぜか先攻はピストルさん。1時間たっぷり汗だくのステージ。いやあ、参った。この人はすげえや。1曲1曲がほんと重いボディーブロー。

久しぶりにびりびりくる現場。このあとやれってか!?試されてんなぁ。さっきまでの俺のホロ酔いはどっかに消えとんだ。

こういうプレッシャーのかかる夜は気合いが入ったら負けで、むしろ気合いを抜かなきゃダメなんだ。いわゆる酔拳ってやつだな。

ま、この夜の勝負は完全に俺の負け(笑)。

ちなみに「戎」はいまオリンピック絡みの再開発で狙われてるらしい。「戎」をはじめ西荻窪のあの辺一体、味わい深い飲み屋や個人店がその構想範囲に入っているとか…。

俺にはオリンピックなんかより「戎」のほうが大事だっての!

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TEXT ボギー



by a9records | 2019-07-14 11:36 | ボギー | Comments(0)

barbarOTANI(米子)


福岡から列車で5時間かけてたどり着いた米子。駅前にも人があまりいないし、駅から30分ほどかけて路地や商店街を散策するが、シャッター閉まってる店の多さよ。歩いてる人とにかく少ない。真っ赤に染まる夕焼け空、異界の街にぽつんと放り込まれた気分でむしろ楽しい。

目的地は今夜ライブをする「barbarOTANI」という店なのだが、googleマップ通りに進むたびどんどん薄暗い通りになっていき、ホントにこの道であってるのかな?と不安になってきた頃、突如、電飾ギラギラな店が出現!ここだとすぐわかった。

barbarOTANIはすさまじい内装で、入った瞬間にまず目がチカチカする。まるでLEDライトの蜘蛛の巣だ。どうやったらこんなことになるんだろう?と、思って店長に訊いたら「最初はもっとシンプルだったけど、どんどんエスカレートしちゃって。でもすぐ見慣れちゃうから」とのこと。すごい分かる。おれの部屋もこんな感じだから。

店長のタカオさんはすごいオラオラ系のロックな兄ちゃんで最初ちょっと苦手かもと思ったけど、話すとすぐに良い人だと分かった。こんなイカレタ内装のお店を18年もやってるんだから似た者同士に違いない。歳もほぼ同い年だ。

最初は目がチカチカしていたが、一度溶け込んでしまうと居心地は良い。ライブも盛り上がり、酔いどれたちのお祭り状態に。そのままお客さんたちと飲みながらわいわい過ごした。タカオさんがチョイスして流してくれるRCサクセションやボ・ガンボスの最高なライブ映像にテンションも上がり、そのままセッションが始まる。ロックバーでの正しい酔いどれかた。

ここはきっとハミ出し者の溜まり場だな。そんな場所はどの街に行っても必ずあるし、ボギーを呼んでくれるのは決まってそんな店だ。

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by a9records | 2019-06-14 16:38 | ボギー | Comments(0)

「喜柳」(天神)


まだお酒の味もよくわかってなかった頃。歌い始めたライブハウス「照和」で出会った仲間たちと飲みに行く場所はだいたい決まっていた。安くて遅くまで開いている焼き鳥屋か屋台だ。

今は市の政策によってだいぶ数が減ってしまったけど、天神の大通り沿いにはかつてたくさんの屋台が並んでいた。横を通ると豚骨スープのイイ匂い(あれをクサイと言う人を理解できない)がぷーんとして、ついついのれんをくぐりたくなる。

お酒を覚えたての19歳(そもそもまだ未成年)にとって、のれんの向こう側は小さな別世界だった。裸電球に照らされた赤ら顔のオヤジたちとギュッと肩を並べて飲んでいると、自分もぐんと大人になったような気がしたし、たまに隣りのサラリーマンからビールを奢ってもらったりなんかして、人情味も感じれるのが屋台のいい所だ。

あの頃いちばんよく行ってた屋台が「喜柳」。だいたい焼き鳥2〜3本とおでん2個、シメにラーメンで照和の仲間たちと夜な夜な語り合っていた。あれは間違いなく青春だったと思う。「青い春」という歌も作ったほどだ。

そんな「喜柳」に出来たての彼女を連れて行ったある夜のこと。ふと見たカウンターの向かい側に見たことある顔のオヤジが座っていた。そのオヤジは俺と目が合うやすごーく聞き慣れた声で「お前な、若い女の子を泣かすんじゃなかばい」と説教してくるではないか。俺は思わず金八っつぁん!と叫びたくなった。だって目の前に座っているそのオヤジは武田鉄矢だったのだから。

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by a9records | 2019-05-20 21:41 | ボギー | Comments(0)

PORCHE' LLP(シンガポール)

シンガポールに住む友人の日本人夫妻に連れられて夜遅くに行った場所、そこはシンガポールに住むタイ人が集まるディープスポットらしく、ビル丸ごとタイであった。

昼間は飲食店やフードコートもたくさんあるらしいが、夜遅くまでは開いてない。その代わりタイディスコが爆音でガンガンにかかってるバーなどが地下にひしめいていた。本当にどの店も爆音なのだ。

適当に見つけた「PORCHE' LLP」という名のカラオケバーみたいなところに飛び込みで入ることに。中はやはり爆音のタイミュージック!しかもタイ人のおっさんおばさんがカラオケ歌いながらめちゃくちゃに盛り上がっていた!

爆発的にエネルギッシュなおばちゃんたちの歌声と自由すぎるグルーヴが最高だ。その光景を笑いながら眺めてたら店員さんがニコニコしながらやってきて何か言ってる。どうやら「お前も何か歌え」と誘われてるっぽい。さすがに無いだろうと思って北島三郎「まつり」をリクエストしたら「OK!」とのこと。あるんかい!しかし、流れ始めたのはまったく知らない国の知らない演歌だった。ニコニコしながらマイクを手渡された!!!大ピンチ!!!

とっさに即興で歌う!

「♪おれは〜知らない街で〜知らない歌を〜歌わされている〜!よく覚えておけ〜おれは日本から来た〜ボギーだ〜よ〜!」

店内やんややんやの拍手喝采!まさかこれがシンガポール初ライブになるとは…(笑)。

ちなみにシンガポールはお酒が高い。ビール一杯1000円くらいしちゃうのだ。日本の焼酎なんかもう高級酒である。

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TEXT ボギー


by a9records | 2019-04-15 08:43 | ボギー | Comments(0)